ヘッダー要素

文書の見出しを指定する要素がH1、H2、H3、H4、H5、H6の各要素です。文書の章、項目などを指定するときに使います。

ブラウザはこの要素を表示するときは文字の大きさを要素ごとに変えます。H1が一番大きく、H6が一番小さな文字で表示します。文字の大きさはブラウザの状態によって変わります。

よくある間違いとして、この要素を文字の大きさを変えるものとして使ってしまうことです。ヘッダーの要素を文字の大きさを変えるものとして使わないでください。

スタイルシートを使うと文字の大きさ、色、背景色などの設定ができます。ヘッダーのみの文書を示します。

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C/DTD HTML 4.0//EN">
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>ヘッダーの表示</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
<H1>見出しレベル1</H1>
<H2>見出しレベル2</H2>
<H3>見出しレベル3</H3>
<H4>見出しベル4</H4>
<H5>見出しレベル5</H5>
<H6>見出しレベル6</H6>
</BODY>
</HTML>

この文書を表示する。

つぎにスタイルを指定した例を示します。この例では各見出しレベルを次のように指定しています。

文字の大きさ(font-size)をH1からH6までそれぞれ、24、20、16、14、10、6ポイント
H1の文字の色(color)は青(blue)
H2の文字の形式(font-style)は斜体(italic)
H3の文字の背景色(baclground-color)はグレー(gray)
H4の文字の揃え(text-align)は右(right)

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C/DTD HTML 4.0//EN">
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>ヘッダーの表示</TITLE>
<STYLE type="text/css">
  H1 { font-size: 24pt; color: blue; }
  H2 { font-size: 20pt; font-style: italic; }
  H3 { font-size: 16pt; background-color:gray; }
  H4 { font-size: 14pt; text-align: right; }
  H5 { font-size: 10pt; }
  H6 { font-size: 6pt; }
</STYLE>
</HEAD>
<BODY>
  <H1>見出しレベル1</H1>
  <H2>見出しレベル2</H2>
  <H3>見出しレベル3</H3>
  <H4>見出しレベル4</H4>
  <H5>見出しレベル5</H5>
  <H6>見出しレベル6</H6>
</BODY>
</HTML>

この文書を表示する。

アドレス要素

ADDRESS要素は文書に関する連絡情報(主にメールアドレス)を表示するときに使います。文書の最初か最後に置くのが一般的です。次のように記述します。ブラウザでは斜体で表示されます。

<ADDRESS>
Kazuhisa Sakabe <k-sakabe@ca2.so-net.ne.jp>
</ADDRESS>